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【まちづくり活動助成団体現場レポート5】泉新小あそびの城実行委員会

練馬区三原台にある「泉新小学校」を拠点に、「遊び」を教えてくれる地域の方を講師として招いて、遊びと学びの場を提供している泉新小あそびの城実行委員会。
この日は、子どもたちと近所のおじいちゃんが一緒に将棋や囲碁を楽しんだゾ!

取材した日:2010年10月16日

三原台地域集会所の大広間。でーっかい畳の部屋は、広々していて気持ちいい。今日は、泉新小あそびの城にて、「伝承あそび」のひとつ囲碁と将棋で遊びます。およそ40人の元気な泉新小の子どもたちが、あっちこっちに散らばっては、ゴローンと寝っころがったり、輪になってお話ししています。
「班長さん!ちゃんと班の子を一列に並ばせて!」
青いユニフォームを着たスタッフが声をかけると、あっという間に6つの班に分かれました。
さて、駒とにらめっこをする前に、まずは地域集会所から歩いて2分の酒井さんの畑へ。9月にみんなで植えた大根の生長を見に行きます。葉っぱはおおきくなったけど、大根は冬が収穫の時期。うねの間をゆっくりと歩いては、ネットの中で大事に育てられる様子を見守ります。
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「12月になったらまたおいで」
酒井さんが満面の笑みで子どもたちにあいさつ。
泉新小遊びの城代表の亀田さんが、40年ものお付き合いがあるという農家・酒井さんにお願いしたことで実現したという大根植え。色んな種類の大根を育てて、収穫までを楽しむそうです。

さぁいよいよ、将棋と囲碁の時間。ここで登場したのが、毎週同じ集会所で囲碁と将棋を嗜んでいるという老人会の方々。将棋も囲碁もルールがたくさんあって、低学年の子どもたちには少し難しいけれど、ベテラン先生が隣に座って教えてくれるから大丈夫。泉新小あそびの城では、このように、囲碁・将棋のほか、けん玉などの「伝承あそび」を近所の方を講師として向かえたり、鏡開き・節分・みこしかつぎなど、季節の行事を行うなど、1ヶ月に2回のペースで様々な楽しいイベントを開催しています。
「『伝承あそび』を楽しみにしている子どもはたくさんいます。『けん玉』の時間はとっても大人気で、あっという間に時間が過ぎてしまいますよ」
スタッフのお母さんたちも大満足。孫を見守るごとく、子どもたちに寄り添うベテラン講師の方も、指導に思わず熱が入ります。
昔の遊びは古くてつまらない?この集会所の様子を見れば、子どもたちがどれだけ夢中になっているかがわかります。
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学校の中だけではなく、農家の方やベテラン講師を招くことで、学校外の方との交流が生まれることは、きっと子どもたちにも楽しいはず。低学年・高学年の子から、あそびの城を卒業した中学生までもが参加して、大人から子どもが、同じ場所でひとときを過ごせる機会はとても貴重なことです。

最後にいただいたのは酒井さんの畑で間引いた大根菜のおにぎり。
泉新小あそびの城スタッフのお母さんと助っ人のこどもたちが、にぎったおにぎりを
「いただきま~す」
みんなで美味しくいただきました。
「私は、セリをプランターで育ててますよ」
「春はつくしを佃煮にしたりね」
講師役を終えたおじいちゃんたちも、ホッとしばし歓談です。