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【スタッフ日記】ヨーロッパのUDな旅だより

飯田 2017.10.20

前回の金成さんのブログに続き、ヨーロッパの話題です。
ドイツ、ベルギー、オランダを巡りました。この旅行での楽しみは、点字ブロックやトイレを撮影すること。街・お店・駅・電車。時間があれば向かう先はトイレ。
現在、まちセンでユニバーサルデザイン推進ひろばのお仕事をしていることもあり、ねりまと比較しながら、UDな視点で写真に収めてきました。

まず、ドイツ。ドイツが誇るICE(新幹線)

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車内の様子。通路は広々。左手がトイレです。
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広いトイレ。
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おむつ替え用シートは壁収納型です。
ベルトがなく、薄いクッション性のある板があるのみ。
シンプルです。
揺れる車中で、赤ちゃんを抱っこしながら、
このでっかい板(しかもちょっと重い)を下すのは、なかなか不安定です。
(体の大きいドイツ人には大丈夫なのかな?)

「静かゾーン」なるものがありました。
ここは、おしゃべりを慎む車両ですね。
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一方、他の車両には、ガラス壁で仕切られたボックス席があります。
小さい子ども同伴者にはありがたいスペースです。
そのほかにも、出入口に近いところには、座席を設けていない空いたスペースがあったり、
座席の背もたれ部分には、シート名を表記した点字がついていたり、
様々な利用者を想定した設備は、なかなか充実していました。


次はベルギーのアントワープ駅。

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見えますでしょうか。ホームをまたぐ廊下の壁一面に、
非常出口のサインみたいな、走っている人のマークが大きく表示されています。
たぶん、これは出口(避難経路)を案内しているのだと思います。
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エレベーターの裏側にも同じサインを発見。
大胆な案内表示です。

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エレベーターを前から。
階数表示が、これまた大胆。

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駅構内の階段や出入口へ誘導する点字ブロック。
グレーの床面に金属の線が敷かれています。
交差する部分は黒くて、足触りを変えてありました。
照明が薄暗いこともあり、視覚障害者には使いにくいのでは...と思いました。


最後はオランダのロッテルダム駅。

2014年に新駅舎ができたそうです。
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お~。さすがオランダ。斬新な建築。
最新の技術が詰まっているのかしら!と期待して中へ。

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改札口前。ウェーブした屋根の鉄骨に照明が取り付けられており、
その光の線に合わせて歩くと、反対側の改札に出られます。
手前の黒い線は「視覚障害者誘導用ブロック(点字ブロック)」。

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エスカレーター。
どうやら、ロッテルダム駅は、照明を用いて人の動線を生み出すのがコンセプトの様です。

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エレベーター。ここもエレベーターを囲むように光が。黒い線は点字ブロック。
よく見ていただくと...。交差したところにポツポツの『点状ブロック』が...ない!
ちゃんと機能しているのでしょうか。

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同駅の改札付近にある、駅員さんとつながるインターホン前。
ここには、黄色い点状ブロックがありました。

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有料の駅トイレ。最新のトイレ技術を期待していただけに、ちょっと拍子抜け。
紙巻き器が背面に。これは使いづらそうです。
ヨーロッパのトイレはお金を取られることが多いです。
日本のトイレは無料できれい、そして、設備のレベルの高さに改めて感心します。

旅は、視点を変えてみると、いろんなことが見えてきて楽しいものです。
そして家に帰って、うちの近所はどうたったかな?と改めて見てみると、なお面白い!

というわけで。
ねりまのユニバーサルデザインに関する様々な情報も、ぜひ覗いてみてくださいねー。

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