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【所長日記】恥ずかしながらこの歳になって、紅葉の中「森のJAZZ祭」に感激

みどりのまちづくりセンター所長小場瀬令二 みどりのまちづくりセンター所長 小場瀬令二 2017.12.12

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<森のJazz祭開催>
 11月3日の「文化の日」に石神井公園の野外ステージで、森のJazz祭が開催された。このJazz祭は、練馬区独立70周年記念事業の一環であった。この祭は、故田崎はじめさんを初め地元の芸術家の方々が中心となって、実行委員会を立ち上げて準備を進めてきたのだ。11月3日は幸運にも晴天に恵まれ、非常に多くの人がJazzを聴きに来てくれた。一日中出入り自由で、色々な出入口があることから、集客数を正確にカウントするのは難しいが、最低でも3,000人程度の方が、生の演奏を楽しんで頂けたのかと思っている。
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          「森のJazz祭」のポスターと演奏プログラム

<野外ステージが活き活きする>
 石神井公園にある野外ステージは、使われている機会に今までめぐり合わせなかった。この手の施設は、人がたくさん入っていれば非常に活気づくが、人っ気がないと何とも寂しいというか、虚の空間というか、間の抜けた場になってしまう。それが、この日は、森一杯に音が溢れ(周辺住民にはご迷惑だったかもしれないが)、実に活き活きした空間に様変わりした。加えて、音楽がJazzであることから、まさしく「腹の奥に響く」リズムと音色は、さらに空間に活気を与える。
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晴天の石神井公園の野外ステージは紅葉の中、「森のJazz祭」にピッタリだった

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野外ステージにたくさんの人が入って空間が活気づく

<野外ステージを包み込む装置>
 演奏者用の舞台には屋根もないし、音の反射板もない。当日は晴天だったので助かったが、雨が降ったら、中止か縮小開催の憂き目にあうところである。加えて、演奏が始まる前は、音の反射板がなくて演奏に支障がないのか心配したが、舞台にスピーカーが設置されているので、音量は問題なかった。むしろバックがつうつうで、後ろの石神井池の水面に紅葉が映えるのが実に美しい。また、その水面の上を、時々「スワン型の足こぎボート」がゆっくり水しぶきを上げながら行ったり来たりするのを眺めながら演奏を聴くのも、野外演奏会ならではの楽しさ。また、観客席が緩やかな階段状の斜面にベンチが並んでいて、その間に大きな樹木が天に伸びており、まさしく「森のJazz祭」にピッタリの舞台装置(観客席装置といった方が適切だが)なのだ。

<私にとって初めてのJazz>
 私自身は、余りJazzを味わったことはない。どちらかといえば、耳をつんざくような大音響は苦手。せいぜいJazzは「黒人によってつくられて来たリズミカルな音楽」とか、「抑圧された魂から湧き出て来たもの」程度の認識であった。今回「森のJazz祭」でJazzを聴いてみて、野外ステージであったこともあり、非常に心揺さぶられ、感激した。また、座席の前の方で子供たちが演奏に合わせて踊りだす場面もあり、Jazzが持つ人間の深層心理に訴えるものを実感した次第である。そこで、今回Jazzについて所長ブログを書こうと思って、Jazzに関する本を何冊か読んでみた。その結果、自分のJazzに対する思い込みは「超ステレオタイプの考え」であり、「時代錯誤も甚だしい考え」であることが分かった。しかし、たちまちJazzファンになれるほどJazzは単純でないし、この歳になって今更「おじさん改造講座」を受けるのもシンドイので、今後も、Jazzに感動したことを大切にしたい。

<トリは子供たちの演奏で締めくくられる>
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       Jazz祭のトリは子供たちの演奏で、大喝采を浴びた

 演奏会は、午前11時から始まり、お昼休みもなく連続して演奏された。1グループ30分の演奏で、10分休憩で、9グループが次々出演。この他に石神井公園駅前南口広場でも、1グループが宣伝のために演奏してくれた。 
 そして、今回の祭りのトリを飾ったのは「岩崎 泰三とHappy K-Jam Kids feat. 中川喜弘」のグループで、演奏の中心は子供たちの吹奏楽である。実に楽しい。だんだん秋の夕暮れとなり、鳥達が巣に戻るために木々の間から見える黄金色の空を通過していく中、元気な音色が公園に響き渡り、練馬の子供たちの心強さを感じた次第。

<ゴミが残っていないのに驚く>
 一般にイベント終了後は、観客が残していくゴミの山の処理で、主催者は一苦労することが多い。今回のJazz祭では、ビールやワイン、焼き鳥、焼きそば、パン等々が販売されたので、演奏会終了後はゴミの山になると推測されたが、観客がそれぞれきちんとゴミをほとんど持って帰ってくれて、ゴミの処理はあまり大仕事にならなかった。今回の企画が、多くの方々のボランティアの協力で実現できたことが、自ずと観客に理解されていたのかもしれない。

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