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【所長日記】まちづくりのステップアップ

 みどりのまちづくりセンター所長 浅海 2018.8.20


 連日の猛暑の後に豪雨や台風に見舞われるなど、異常気象が続いています。われらが地球は大丈夫だろうかと、ちょっと心配になります。
 さて、みどりのまちづくりセンターに着任して早4か月半がたちました。各事業について担当者の考えを聞き、仕事の進め方を確認することが日課のひとつとなっていますが、もうひとつ私の大事な役割として、将来を展望した組織戦略を考えるということがあります。
 2006年にセンターが開設されてから12年が経過し、時代が一巡しました。この間に、まちづくりを取り巻く状況もかなり変化してきています。
 市民まちづくりは社会に着実に根付くとともに、各地で個性的な地域活動が見られるようになりました。さらに、住民のボランティア活動だけではなく、クリエーターや地主、NPO法人、商店主や事業者、大学等、多様な民間主体による公益活動も期待できる状況が生まれています。練馬区内でも、目を見張るようなすばらしい活動とその担い手に出会うことができます。
 一方で、人口が減少し超高齢化へと社会が進む中で、都市活力の維持や福祉的観点からの取り組み、公共施設の維持管理や空き家対策などが、重要な都市課題として浮かび上がってきています。これまでの右肩上がりの成長を前提とした方策が通用しなくなってくる中で、既にある地域資源を賢く上手に活かし、居住環境の維持やエリアの価値向上につなげる新しい発想のまちづくりが求められています。
 センターの強みは、区内の多くの活動団体と顔の見える関係を築いていること、そして区内の空間資源を具体的に把握していることにあります。その情報の蓄積とネットワークを発展的に活用し、協働まちづくりのハブとしてさらなる機能強化を図っていくことが大切でしょう。
 近年「多主体連携によるまちづくり」の方法が模索されています。多様な人、活動、情報が集まる中で課題を見つけ、様々な分野の人たちが集まって解決の知恵を出し合い、未来に向けた活動を生み出していく取り組みのことです。センターとしても、これまで十分アクセスができていなかった大学や事業者等にも連携の輪を広げ、それらがもつ専門性と住民活動とが共鳴しあう場をつくり、地域に必要な公益活動と居住環境を創出するプラットフォームとして成長していくことが重要だと考えています。

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