スキルアップ講座「まちを撮る」2回目を開催しました 10.27
投稿日:2008/10/30(木)
カテゴリ:まちづくり講座の報告
みなさんお待ちかね、スキルアップ講座「まちを撮る」2回目が開催されました。まちを撮り続ける写真家 田中雄一郎さんを講師に、発見したまちの魅力の伝え方や撮りたくなるまちの部分、まちのなどについてみなさんと意見を交わしました。
今日は、出された宿題の発表からはじまりです。発表は、個人で身近なまちを歩いて写真を撮り、その写真にテーマをつけて、順番を並び替えて行いました。他の人はどんな写真を撮っているのかワクワクしながら準備を待って、1人3分のスライドショーが始まりました。

「中村橋~富士見台の間のまちを撮りました。テーマは『古い家・アパート』です・
この辺りは何もなにように感じていましたが、いろいろなものがあることに気づきました。」
「テーマは『一服』。自宅から桜台の行き帰りで撮りました。」ご飯の風景もパシャリ!「何気ない生活の一部分が見えてくると、まちの見え方も異なってきますよね。」
「池袋と練馬の写真を交互に並べて見ました。」
「石神井公園駅は、高架工事しています。変わりゆく姿を撮っておきたいと思いまして」
「ずっと同じ所を撮り続けてまちの移り変わっていく様を見ていくと、違ったものが見えてくいるかもしれませんね。」
「練馬まつりと江東区の写真です。」
「賑やかさとその裏腹にあるものの対比がおもしろいですね」
「光が丘公園を撮りました」
「区役所のまわり、いつもの道」
「通勤途中で」
「遠くに行かなくてもステキな素材が身近にあるんですね」…
そして、講師田中さんの写真もお披露目。次回の展覧会で発表を予定している「ATLAS」をこっそり見せていただきました。「ここで紹介している選ばれた数十枚の写真の背景には、それまでに何日もかけて撮りためた何万という写真たちがある。一見ムダなことのようであっても、そこには「見る」という量的な厚みが生まれているんです。その一方で、まちに溢れる雑多断片的なものを全部撮りきれないおもしろさもありますね。」と語りながら、混沌としたまちの一片が次々とスライドショーで映し出されます。壊れかけたもの・錆びたもの・新しくて人工的なもの…、でも不思議とそこには暮らしの息づかいが感じ取れました。
話はどんどんふくらみます。それから最後に参加者から一言ずつ感想を。
「建物のあった場所が突然空き地になると、前に何があったか覚えていないんですよね。意外と普段見ていないんだな」
「普段入れないところに、カメラを持っていると入れる“カメラ効果”はすごいです。カメラを持ってるだけで『見る』ことに大胆になれるかも」
という意見や、
「まちの断片をたくさん撮る中で、まちの全体像が見えてくるんですよ」
「同じところに何年も住んでいると、わざわざ撮る気になれないけれど、こんな講座があると撮る気になれますね」
「カメラで撮るときって好きなように絵づくりしちゃうけど、それが自分の思い描く理想のまちなのかもしれない」
「昔撮った写真を見返すと同じところを同じ構図で撮っていたりします。気になるところは同じなのかもしれませんね」
「写真を撮っていると、普段立ち止まらないところで立ち止まりますね。隙間が気になります。」
「なんだかんだで、『みどり』や『なつかしいもの』を撮っちゃう」
「カメラを持つと人と話しをするきっかけになるんです」
こんな意見も!
「そういえば、この場もこんなに和やかになっていますよね」
「写真を見ることでその人の視点に入り込めるというか…」
まちを積極的にみる効果、コミュニケーションのツール…カメラは「撮る」以上の色んな道具に変身するんですね。
「ここにあるまちの発見、誰かに伝えたくなってきました!」
そんな方は、続編を予定しています。
次回の講座は「まちを切り取る」です。
「撮る」だけではなくて、「切り取る」=編集の作業を参加者といっしょに考えていきます。
より自分のオリジナリティーを加えてまちの写真を表現してみませんか?
詳しい内容は、後日HPやDMにてチェックしてくださいね!
おたのしみに!



