みどりのまちづくりセンター <地区まち>みんなで地域のまちづくりを

03-3993-5451(直通)
HOME まちセンの、とある1日 > 【報告】ユニバーサルデザインのこれからを共に語るリレー講座★第2夜★

【報告】ユニバーサルデザインのこれからを共に語るリレー講座★第2夜★

2010年10月1日(金)18:30~20:30練馬区役所本庁舎20階交流会場にて開催し、49名の方にご参加いただきました。

楽しみのユニバーサルデザインって、
どうするの?

 今回は、話し手に美濃伸之さん(兵庫県立大学教授/淡路景観園芸学校)。聞き手に杉崎和久さん(東京理科大学非常勤講師/豊玉公園改修ワークショップファシリテーター)をお迎えしました。

101001_1.jpg
美濃先生(左)と杉崎さん(右)

 前半はスライドを上映しながら、国内外の公園のバリアフリー事例について、美濃先生の実際の体験も含めて紹介していただきました。お話のなかで、日本では公園のバリアフリーというと設備が中心として考えられがちだけれど、海外の公園や博物館などでは、サービスに重点を置かれていることが印象的でした。
 後半は、前半の美濃先生の話を受けて、杉崎さんが質問をしていくトークセッション形式でお話をしていただきました。

参加者のみなさんとの質疑応答の時間では、光が丘公園で地域の人たちと自然体験プログラムなどを行っている、NPO自然環境ネットワーク!の村田さんから活動のお話や活動をしていて感じた疑問も問いかけていただきました。
 また、障害当事者の方からの実体験による質問も多く、講座の内容から、実際にどう反映していくかを考えるきっかけとなりました。

最後に、リレー講座恒例の講師の先生からひとことずついただきました。

101001_2.jpg

 美濃先生は、『情報共有』
その場所に何があって何がないのか、何が出来て何が出来ないのかという情報を公開し、共有することで自分の状態にあわせて、そこでの楽しみ方を選択できることが大切だということでした。

101001_3.jpg

杉崎さんは、『身近にある「ユニバーサルデザイン」ではないユニバーサルデザインを見つけよう?! 』
声高に「バリアフリー・ユニバーサルデザインですよ」と、謳っていないもののなかに実はバリアフリーやユニバーサルデザインのものがたくさんあって、そういったものや、その気づきが大切だよね。と、いうことでした。

会場のみなさんからは、「経路整備ではなく、いかに楽しむか、利用するかの視点は日頃問題にしているところですが、本日の話はそのあたりをわかりやすく扱われたのは大変参考になりました。」などの感想をいただきました。

 施設のようなハード面と同時にサービスや配慮、情報といったソフト面をバランスよく充実させていくこと、そして自分の状態に合わせて楽しみ方の選択できることで、そこがユニバーサルデザインの場になっていくようです。