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【スタッフ日記】遊びと公園を考える4冊 ~ライブラリコーナーから~

田端 2021.02.18

立春をすぎ、昼間は暖房がいらないくらい暖かい日がだんだん増えてきましたね。
花粉症もち人間としては、外出がおっくうになりつつも、
暖かい日差しに誘われて公園にでもお散歩に行きたくなる季節です。

そんなわけで今回は、まちづくりセンターのライブラリーの中から、
「遊び」と「公園」に関わるおすすめの本を4冊ご紹介します。

だれも見たことがないものを、地域の中につくる
奮闘と喜びの記録

「冒険遊び場がやってきた! 羽根木プレーパークの記録」
羽根木プレーパークの会 編
晶文社/1987年初版発行

冒険遊び場とは、固定された遊具で遊ぶのではなく、
どろんこ遊びから火を使った遊び、工作まで、自分がしたいと思うことができる遊び場のこと。
本書は、1940年代にヨーロッパで始まったこうした遊び場づくりに共感し、
1975年から世田谷区で地域の住民が中心となり始めた活動の記録です。

現在では様々な地域で行われているプレーパーク活動の、
日本での黎明期を知るうえでも欠かせない本ですが、
活動に関わる様々な人の声が丁寧にまとめられており、
まちづくり活動のあり方についても多くの気づきを与えてくれる本だと思います。

豊富な事例と具体的なヒントから、
誰にでも開かれた遊び環境を考える

「すべての子どもに遊びを ユニバーサルデザインによる公園の遊び場づくりガイド」
みーんなの公園プロジェクト 編著
柳田 宏治・林 卓志・矢藤 洋子
萌文社/2017年初版発行

岡山の市民グループ「みーんなの公園プロジェクト」が作成したガイド。
子どもにとっての遊びの重要性をふまえ、
障害があってもなくても自分の力を生き生きと発揮して遊ぶことができる、
そんな公園のデザインを考えるヒントが詰まった一冊です。
海外での調査などに基づく、遊具や公園デザインの事例が写真をまじえて多数紹介されており、
ながめるだけでも発見があります。
公園のデザインや計画を仕事にしたい学生の方にぜひ読んでいただきたい一冊です。

「魅力的な空間」とは何か?
空間の使われ方を観察することでひもとく

「オープンスペースを魅力的にする 親しまれる公共空間のためのハンドブック」
プロジェクト・フォー・パブリックスペース 著
加藤 源 監訳
鈴木 俊治・服部 圭郎・加藤 潤 訳
株式会社 コトブキ 企画
学芸出版社/2005年

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ニューヨークのパブリックスペース(公共空間)を題材に、
どんな空間が魅力的なのか、魅力的でない空間をどんな方法で魅力的にできるのか、
明快な切り口で説明している本です。
「雰囲気の良い公共空間」「にぎわいがあったり、行きたくなる空間」は、
具体的にどんな空間だと思いますか?
もしイメージがおぼろげなら、本書を読むことでその姿が少しはっきりしてくるかもしれません。

公園のつくり方・活かし方を、制度や法律からとらえる

「都市公園のトリセツ 使いこなすための法律の読み方」
平塚 勇司 著
学芸出版社/2020年

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住宅地の一角にある小さな公園も、ランニングコースがあるような大きな公園も、
法律によって設置され管理・運営されています。
本書は、行政の担当者向けに共有されていたメーリングリストの内容をまとめたもの。
行政担当者だけではなく、
公園運営を担う民間事業者や、公園を利用・活用する市民の三者の立場から、
それぞれの公園にまつわる疑問や直面する課題に対し、
解決や課題理解の助けとなる法令の規定や考え方などを紹介しています。
公園ってなんでこうなの?もっとこんなふうに使えたらいいのに...。
そんな疑問があるときにはぜひ手にとってみてください。


そしてまちづくりセンターでは、最近新しく手指消毒マシンが導入されました!
手を差し出すと、自動でハンドアルコールをプシュッと吹きかけてくれるすぐれものです。

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ライブラリーコーナーをご利用の際は、ぜひ手指の消毒にご協力をお願いいたします。

※この記事で紹介している書影は、版元ドットコムで公開されている画像を使用しています。
版元ドットコム https://www.hanmoto.com/about_bookdata ※外部サイトにリンクします


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