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【福まちブログ】ユニバーサルデザイン事業者研修を実施しました その1

練馬区では、すべての人が安心して快適に暮らし続けられるまちを実現するため、
まちのバリアフリー化やユニバーサルデザインへの理解を進める取組みを行っています。
「ユニバーサルデザイン事業者研修」もそのひとつ。
店舗や共同住宅等の設計や施工に関わる事業者のみなさんを対象に、
多様な人が使いやすい設計について、車いすユーザーの方やバリアフリーの専門家の方から
講義をいただくほか、
小規模な店舗等のバリアフリー改修を支援する「練馬区福祉のまちづくり整備助成」について
ご紹介をしてきました。

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今年度は「小さな建物を使いやすくする空間づくりのヒント」と題し、
10月・11月に全2回の事業者研修を実施しました。
昨年度までの内容をバージョンアップし、
新たに、バリアフリー改修を行った建物の事例紹介を盛り込みました。
★開催概要はこちら

第1回 みんながもっと入りたくなるお店をつくる 整備のポイント

第1回は、基礎講座として、座学形式で実施。
バリアフリー整備の際に必要となる基本的な考え方をお伝えするとともに、
小規模な店舗での実際の改修事例をご紹介しました。

第1部は、専門家による基礎講座として、
主に多様な人の動作の仕方や、寸法の考え方についてお話しいただきました。

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第2部は、車いすユーザーの方からのお話や、
まちなかを車いすで歩く様子を、事前に撮影した映像でご紹介しました。

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使用者の視点から、ふだんお店を選ぶうえで
心理的・物理的なハードルがどんなところにあるか、お話しいただきました。
「最低限、こんな空間があればお店に入れる」などの具体的なポイントも教えていただき、
参加者の方は熱心にメモをとられていました。
質疑応答は、インターネット通話システム(zoom)を用いて
会場と講師のご自宅をつないで行いました。

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会場からは、
「車いすの方にとって、安心して使える床材にはどんなものがありますか?」などの質問が出され、
専門家とユーザーそれぞれの視点から、これまでの経験談をまじえご回答いただきました。

第3部では、「練馬区福祉のまちづくり整備助成」を活用して
バリアフリー整備を行ったお店「中華 二葉」の整備内容をご紹介しました。
改修前後の写真・図面と、車いすでの動作検証を撮影した動画で説明しました。
通路幅が少し広がるだけでも使える人が増えるということをご覧いただきました。

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お店の方にもオンラインでご登場いただき、
整備にあたり難しかったことや工夫した点などについてお話をうかがいました。

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お店の整備内容を再現した車いす体験ブースを会場に設け、通路幅を体感いただきました。

最後に、「練馬区福祉のまちづくり整備助成」の内容や手続きの流れ等についてご紹介しました。

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様々なユーザーの動作を考えながら、
限られた空間でより多くの人が使いやすいように整備をするのはとても難しいことですが、
実際に車いすを使っている方や、整備を実践されたお店のお話から、
いろいろなヒントを持ち帰っていただけたのではないかなと思います。

■参加者からいただいた感想
・車いすユーザーの方からの利用者目線のお話で、
 どういうお店が入りやすいか、入りにくいかというのがよくわかりました。
 そのほかの利用者にとっても、共通する考え方かなと思いました。
・障害によってできること・できないことを明確につかみ、
 工事内容の提案をすることが重要だと感じられた。
・個々の身体の状態により体の動かし方が違うこと。
 それにより設計の配置に変化を付けなければならない等、考えることが重要である等、
 今までより細かいことに配慮が必要だと思いました。
・講師の方が最後におっしゃっていたとおり、
 どんな工夫が適切なのかは時代とともにどんどん変化していきます。
 これからもこのような研修会を続けていってほしい。

第2回の報告に続きます(クリックすると次のページに移動します)

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