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【福まちブログ】区立施設のバリアフリーについて、ご意見をいただきました

区立運動公園テニスコートのバリアフリーに関する整備についてご意見をいただきました!

練馬区では、福祉のまちづくり推進条例に基づき、
一定規模以上の区立施設等の整備の際に区民の意見を聴取し、
設計に反映させることにより、高齢者や障害者、子育て世代の方々など、
誰もが使いやすい施設整備を進めています。

今回は、車いす使用者の方も利用できるテニスコートの整備に関して、
実際の車いすテニスプレーヤーの方から、完成後の施設の使い勝手についてご意見を伺いました。

★テニスコート編★
テニスコートの種類は、水はけのよい、全天候型のハードコートになり、
「大変使いやすいテニスコートで最高」と喜びの声がありました。

ただ、経年劣化でコートに生じる凸凹によるイレギュラーバウンドが心配とのご意見もありました。
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コート内の設備については「おおむね良い」とのご意見でした。

庇のついた休憩スペースも設けられましたが、西側のみです。
「車いす使用者の中には体温調節が難しい方もいるため、午前中でも日陰で休める工夫をしてほしい」
というご意見をいただきました。
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★駐車場編★
設計当初、車いす使用者用駐車場は3台でした。
しかし、車いすテニスをするときテニスプレーヤーは、
普段の車いすとは別にテニス用車いすを持参し、自家用車で来ることが一般的です。

このため、「テニスのダブルスを考えると、せめて4台分は必要」との意見が出ていました。
この意見を反映し、車椅子使用者用駐車場は4台確保されています。

この公園の駐車場では、車のバックドアを開けて、
テニス用車いすを用意したりするためのスペースが確保されています。

この工夫により、安全に準備を行うことができ、後から入ってくる他の車とも距離がとれるので、
お互いにとって安全安心な環境となっています。
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しかし、駐車スペースとは別に、
このような作業スペース(青く塗られたスペース)を設けた駐車場は多くありません。

車いすテニスプレーヤーは、バックドアを開けて作業をするため、基本的に前方駐車をします。
作業スペースがあることを知らないと、写真のように作業スペースに前を向けて停めてしまいます。

「表示板等による事前案内があると、初めて来た方も有効に作業スペースを利用できるのでは」
とのご意見をいただきました。

★管理棟(トイレ)編★
管理棟には、トイレ(だれでもトイレ、一般トイレ)、受付等があります。
トイレは、車いすの方が複数で同時に使えるように、
だれでもトイレ1カ所と、一般トイレに広めブースが男女各1つずつ設けられました。
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だれでもトイレ
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一般トイレ                
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広めブース

だれでもトイレが、テニスコートを出てすぐの分かりやすい場所にあるため、
一般の方も使っているようで、「使いたいときに使用中のことが多い」というご指摘がありましたが、
その際は、「一般トイレの広めブースが使えるので良い」というご意見をいただきました。

だれでもトイレについては、一般の方でも気軽に使ってしまい、車いす使用者やオストメイトの方等、
そのトイレでないと困る方が使えないという状況が多くみられます。

優先的に使えるような案内等の工夫がまだまだ必要です。
だれでもトイレの整備では、設置場所や案内等、まだ課題が残りました。


今回は、平成30年に区民の意見を聴取した公園の整備について確認をしてもらい、
再度ご意見をいただいた事例を紹介しました。

このように、練馬区では、区立施設・区立公園を新しく造るときに、
区民の方々からバリアフリーに関するご意見をいただき、設計に反映させる取組みを行っています。

「よかった!」「もう一歩!」という様々な意見を次の整備にも活かし、
今後も誰もが使いやすい区立施設等のバリアフリー整備を進めていきます。

★番外編★
車いす使用者の方はどうやって、車いすを車に乗せるかご存じですか?

運転席に乗る際は、まずは、ご自身が、車いすから運転席に乗り移り、
その後、自力で、車いすを車の中にいれている方を多くお見かけします。

しかし、結構な重さの車いすを上半身の力だけで、地面から持ち上げながら助手席に引き上げ、
その後さらに後部座席に移動させる体力を必要とする作業です。

今回、ご意見をいただいた方の車上部には、この大変な作業を助ける、
専用設備がついていました。電動で車いすが収納されていきます。

ちょっと近未来的な光景で驚きました。
 
この設備は、つけられる車種が限られていたり、費用もかかったりするので、
誰でも簡単につけられるものではないようです。

しかし、このような新たな設備の開発が、
より多くの人が気軽に出かけられる世の中に変わっていく一助になりますね。
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