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【所長日記】「地域資源マップ」をまちづくり発想の糧とする

 みどりのまちづくりセンター所長 浅海 2019.6.26

みどりのまちづくりセンター所長に就任して2年目を向かえました。令和元年度のセンター事業の特徴を挙げると、区の新規事業の立ち上げや施策提案の仕事割合が増えていることがあります。例えば、来年度から開校予定のパワーアップカレッジ「みどりコース」のカリキュラム構築支援や、地域ぐるみの緑化活動を支える仕組みの調査検討、さらに今後の景観まちづくりの事業展開案づくりなどがそれにあたります。いずれも協働まちづくりを推進するための取り組みであり、センターの現場経験やノウハウを活かした仕事ができると良いと考えています。
さてセンターは、設立以来の13年間に200を超える区内のまちづくり団体や地域と顔の見える関係を築いていて、そのネットワークが、中間支援組織としての強みとなっています。これからのセンターの役割を発展的に考えると、このように集積してきた個々の地域資源(人材、活動、場等)をつないで、持続的なまちづくりの社会基盤形成に寄与することや、区民活動と区のまちづくり事業や制度等とのマッチングを進めて、居住環境や暮らしの質の向上を具体に図っていくことが重要になるだろうと思っています。
そのために、昨年度から、センター内に蓄積されている様々なまちづくり資源を地図上で俯瞰できる「地域資源マップ」の作成に着手し始めました。目指しているのは、「人材」、「活動」、「場」、「景観資源」、「公共施設」、「事業」などの情報を必要に応じて空間的に重ね合わせ、地域がもつポテンシャルを発見したり、まちづくり戦略を考えたりできる情報プラットフォームづくりです。
まず手始めとして、センターが地区まちづくりに関わっている大泉学園町などの3地区で、「地域資源マップ」の作成を試行しました。様々な地域資源が眺められる地図は、活動と空間の関係を再発見するきっかけとなり、人々のコミュニケーションや発想を活発にするツールとなり得る可能性を感じました。西本村憩いの森では、この「地域資源マップ」作成を契機として、憩いの森ボランティアと農や食のグループ、近隣の図書館や保育園、リハビリの病院等との連携が進みつつあり、子供から高齢者まで様々な立場の住民による、みどりを守り育むネットワーク活動の醸成につながっています。
まちづくりとは、地域に眠っている様々な資源を掘り起し、一人一人の住民の安心と幸せに活かしていくアイデアと行為の創出プロセスです。行政も区民も事業者も共に地域公共を担う時代となっている今、地域の多様な活動や空間資源の情報に誰もがアクセスでき、まちづくりの発想に役立てることができる情報プラットフォームがあると便利でしょう。そのような情報基盤のあり方について、センターとしてできることを引き続き考えていきたいと思います。

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